自社サーバー性能比較(Atom330 vs Xeon L5630)

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投稿が週1ペースな感じでよろしく無いと思っているラット渡辺です。

さて、弊社では自社サーバーをデータセンターに構築&既存サーバーの引越しをしておりますが、まだOSインストールしただけの最新サーバーがあるので、ウチのスタッフが性能比較をしてくれました。

FreeBSD のシステム一式のビルド(make buildworld)を、下記4台のマシンでビルドの並列度を変更してその実行時間を計測しました。
  • CPU:Xeon L5520 (2.27 GHz TDP 60W) MEM:DDR3-1333 12GB HDD:RAID10
  • CPU:Xeon L5630 (2.13 GHz TDP40W) MEM:DDR3-1333 12GB HDD:RAID10
  • CPU:Atom 330 (1.66 GHz TDP 8W) MEM:DDR2 2GB HDD:SATA HDD
  • CPU:Celeron 430 (1.8GHz TDP 35W) MEM:DDR4 2GB HDD:SATA HDD
並列度
Xeon L5520 Xeon L5630
Atom330
Celeron 430
1 1:07:17 1:29:24 4:21:56 1:57:34
2 - 2:01:20 - -
4 0:22:46 - 2:02:14 2:03:23
8 0:18:44 0:20:00 2:00:32 -
16 0:18:43 - - -

スタッフがレポートしてくれた内容は以下のとおりです。
  • マルチコア・マルチスレッドなマシンであれば、単純にスレッド数でスピードがあがりました。 とはいえ、スレッド数上限はCPUのスレッド数を上限にしておきましょう。それ以上は増やしてもあまり恩恵がないようです。
  • シングルコア/シングルスレッドなCPUではスレッド数を増やすと逆に時間がかかります。
  • CeleronとAtom、周波数は200MHzの違いですが、1スレッドで勝負すると倍の差がでています。とはいえ、Atomも4スレッドなので、-j4時にはCeleronと数分まで差を縮めています。
また、電力辺り性能を考えた場合、ビルドにかかった電力を「最短ビルド時間*TDP」として計算すると以下のようになります。
  • Xeon L5630 buildworld に20min 40W * 20/60h = 13.3Wh
  • Atom 330 buildworld に約2h 8W * 2h = 16Wh
  • Cel 430 buildworld に約2h 35W * 2h = 70Wh
したがって、電力比では 「L5630:Atom330:Cel430=13.3:16:70= 1:1.2:5.3」となり、同じ処理のために消費する電力量(=電気代)はL5630を100とすると、Atom330は120、Cel430は530となります。 つまり "Xeon L5630は非常にエコなサーバーCPU" という結論になります。ただし、「このサーバーを十分使い倒すほどの処理がある場合」、ですけどね。開店休業状態ではエコじゃない、というわけです。

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このページは、wdm.jpが2010年7月22日 15:42に書いたブログ記事です。

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